【本音調査】「社内イベントいらない」と言われる理由と、企業が見直すべき3つの視点
2025/08/03
こんにちは。株式会社COMETの井藤です!
私はこれまで、300件以上の社内イベントや周年パーティ、経営方針発表会などをプロデュースしてきました。その中で、担当者の方からよくこんな言葉を耳にします。
「うちの社員、イベントに全然乗り気じゃなくて…」
「正直、社内イベントって必要なんでしょうか?」
今回は、「社内イベントいらない」と感じる理由を、実例も交えて深掘りしながら、企業が見直すべき3つの視点についてお話しします。
現場で実際に社員の反応を見てきた立場から、リアルな声をお届けできればと思います。
なぜ「社内イベントいらない」と思われるのか?社員のリアルな本音
あるIT系企業での事前アンケートには、こんなコメントが並びました。
「休日に拘束されるのがストレス」
「上司と無理に話すのが気まずい」
「行っても得るものがない」
実際に社員の参加率が年々下がっていたそうで、「無理にやらない方が良いのでは」という声が社内でも上がっていたとのこと。
これらは決して特殊なケースではなく、多くの企業が抱える共通の悩みです。
やる意味が伝わっていないと、イベントは“雑務”になる
社内イベントは本来、理念共有やチームビルディング、エンゲージメント向上のための大切な機会です。
しかし、社員にとって「なぜやるのか」が伝わっていないと、単なる“雑務”に感じられてしまいます。
たとえば、以前ご支援した製造業の企業様では、「経営層が一方的に話すだけ」の周年イベントが毎年開催されていました。
ところが社員はほとんど内容を覚えておらず、「毎年同じ話」「退屈」と感じていたようです。
私たちは「社員参加型のプレゼンコンテンツ」や「チーム別ワークショップ」などを導入。
その結果、「経営の想いが初めて自分ごととして伝わった」という感想が寄せられ、翌年以降も自発的な参加が増えました。
詳しくは実績ページで紹介中です!ぜひご覧ください
「盛り上がる」より「安心できる」イベント設計を
若手社員や内向的なタイプの社員にとって、「盛り上がるイベント」は逆に負担になることもあります。
特に「全員が前に出てパフォーマンス」や「強制参加のゲーム」は、「いらない」と言われる大きな理由です。
ある商社では、参加者のほとんどが新卒1~2年目の若手。
「知らない人が多くて緊張する」という声が多くありました。
そこで、ペアワークやミニグループで完結するクイズ型アクティビティを導入したところ、
「これなら気楽に参加できる」「自然と仲良くなれた」という好反応に変化しました。
盛り上がるより、“自分のペースで参加できる”設計こそ、これからの社内イベントには必要です。
「費用対効果」は“心理的効果”まで見てみよう
イベントは目に見える数字だけでは測れない価値があります。
あるスタートアップ企業の例では、年間イベント費用が100万円超だったにも関わらず、「売上には直結しない」と中止の判断が下されました。
しかし、その年を境に離職率が急上昇。後の人事調査では、「会社への愛着が持てなくなった」という理由が多く挙げられていたのです。
イベントは“心理的インフラ”の一つです。参加者がどれだけ「自分が大切にされている」と感じられたか。
それが採用・定着・エンゲージメントすべてに影響を与えます。
社内イベント侮るなかれ。実は一番無駄に思える費用で、一番採用、定着、エンゲージメントに
大きなインパクトを与えるツールであるのです。
見直すべき3つの視点|イベントは“つくる”より“設計する”
「社内イベントいらない」を解消するために、企業が見直すべき視点はこの3つです。
1. 目的の明確化と社内への共有
「なぜやるのか?」を社内で共有し、納得感のある企画を。
たとえば「今年のテーマは理念の再確認」など、明確な目的を掲げましょう。
2. 全員に“居場所”があるイベント設計
内向的な人も、子育て中の人も、楽しめる選択肢を複数用意することで、“誰かに合わせる”必要をなくします。
3. 効果は“定量”+“定性”で可視化
参加率や満足度アンケートのスコアだけでなく、自由記述の声や「社員の変化」にも注目を。
イベントは“強制参加”ではなく“自発参加”に育てるもの
私はイベントを「コミュニケーションのきっかけ」であり、「企業文化を伝えるツール」だと捉えています。
COMETでは、イベントが“業務”ではなく“自分ごと”になるように、企業ごとのカルチャーや社員層に寄り添ったプロデュースを行っています。
社内イベントは、いらないのではなく「設計し直す時期」に来ているのだと思います。
あなたの会社のイベントは、本当に社員の心に届いていますか?
「社内イベント、なにから改善していくべきか分からない」
「自分たちのアイディアだけではどうしてもマンネリ化してしまう」
そんなお悩みがあれば是非弊社にご相談ください!
相談のみでもOKです。HPには掲載しきれない事例も含め、他社事例や御社にとって最適なプランを一緒に考えましょう!
問い合わせはこちら!
----------------------------------------------------------------------
イベントの企画、制作なら、株式会社COMETへ♪
愛知県を中心に、全国各地でご対応可能!
HP:https://comet-event.co.jp/
お問合せは問い合わせフォームへ!
https://comet-event.co.jp/contact/
愛知を拠点にイベントを企画運営
愛知を拠点に職場の風土改善
愛知を拠点にコンサルティング
----------------------------------------------------------------------