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予算別で見る!規模に合わせた周年パーティー企画と費用対効果の最大化

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予算別で見る!規模に合わせた周年パーティー企画と費用対効果の最大化

予算別で見る!規模に合わせた周年パーティー企画と費用対効果の最大化

2025/03/05

こんにちは!愛知県を中心にイベント制作を行っております、株式会社COMETの井藤です。

 

 

はじめに:周年パーティーは単なるお祝いではない

企業の周年パーティーと聞くと、「お金と時間がかかる」「必要なの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。

でも、実は周年パーティーは単なるお祝いイベントではなく、社内の一体感醸成や企業文化の強化、対外的なブランディングまで担う

重要な戦略的イベントなんです。

 

私が10年以上関わってきた企業イベントの中で、費用対効果が最も高いと言えるのが「周年パーティー」。

それも、予算に見合った適切な規模と内容で実施した場合に限ります。今回は、予算別に見る周年パーティーの企画と、

その費用対効果を最大化するためのポイントをご紹介します。

 

人事担当者の田中さん(仮名)はこう言います。

「最初は単なる出費だと思っていましたが、周年パーティー後の社員エンゲージメント調査では数値が10%も上昇しました。取引先からの信頼度も高まり、結果的に売上向上にも貢献しています」

 

それでは、予算別にどのような周年パーティーが可能なのか、具体的に見ていきましょう。

 

予算の考え方:従業員一人当たりの投資額で考える


まず大切なのは、総額だけでなく「一人当たりの投資額」で考えることです。一般的な目安として

 

小規模予算:従業員一人当たり5,000〜10,000円(総額100万円未満)
中規模予算:従業員一人当たり10,000〜20,000円(総額100〜300万円)
大規模予算:従業員一人当たり20,000円以上(総額300万円以上)


を基本ラインとして検討すると良いでしょう。

 

ある中小企業の総務部長は「最初から豪華にしようとするのではなく、会社の現状と目的に合わせた予算設定が重要です。無理な出費は逆効果になることも」と語っています。

 

では、具体的な予算別プランを見ていきましょう。

 

小規模予算(〜100万円)での効果的な周年パーティー


1. 会場選びがカギ


小規模予算では、外部の高級会場は避け、以下を検討しましょう

 

社内スペースの活用:オフィスのフロアやエントランスを装飾
公共施設のレンタル:区民ホールや公民館(平日利用でさらに割安に)
提携レストランの貸切:普段から取引のある店舗に相談(特別割引の可能性も)

 

皆さん勿論ご存じかもしれませんが、最近では下記のようなサービスで簡単にイベント会場を探すことができます

 

SPACEMARKET   https://www.spacemarket.com/

instabase                 https://www.instabase.jp/

会場ベストサーチ https://kaijosearch.com/

 

このようなサイトから、今回の周年パーティのイメージや想定している規模感とマッチしている会場を見つけてみましょう

 

ちなみに平日開催だと、結婚式場なんかもお安く利用できたりするのでおススメです。

 


2. フードとドリンク


ポットラック形式の導入:部署ごとに一品持ち寄り(参加意識も高まる)
フィンガーフードとビュッフェの組み合わせ:立食形式で経費削減
時間帯の工夫:ランチタイムやアフタヌーンティー形式にして食事代を抑制

 

ホテルや結婚式場といった会場であれば、会場内にキッチンが備わっており、お食事も利用料の中に含まれているというケースも

少なくはありません。ただし、貸会議室や、イベントスペースなどの場所を借りて行う際は、外部からケータリング(デリバリー)を

取り寄せなくてはなりません

 

ケータリング探しなら、ここのサイトがおススメです!

 

ケータリングセレクション  https://catering-selection.jp/

予算や形態に応じて全国各地で対応可能なケータリングが検索できます。


3. エンターテインメント


社員の特技披露:隠れた才能発掘も兼ねて(事前オーディション制も効果的)

特技-1グランプリという名前を付けて、社員の皆さまの特技を披露+リアルタイムでスマホ投票というイベントも

かなり盛り上がったことがあります!

リアルタイムのスマホ投票は、下記のようなサービスを活用すると実施が可能です

 

Liveアンケート https://enquete.eventos.tokyo/

slido                         https://www.slido.com/jp


社内バンドの結成:練習過程も含めてチームビルディングに
クイズ大会:会社の歴史や実績にまつわる問題で企業理解も深まる
例えば、従業員50名の会社では、社内スペースを利用し、ケータリングとワインを手配、シンプルな装飾と社員による音楽演奏で総額80万円(一人16,000円)で満足度の高いパーティーを実施した事例があります。「場所よりも中身」という発想が重要です。

 

中規模予算(100〜300万円)で実現する印象的なイベント


中規模予算になると、外部会場の利用や専門業者へのアウトソースも視野に入ります。

 

1. 会場とケータリング


中規模ホテルのバンケットルーム:平日や昼間の時間帯を選ぶとコストダウン
ユニークベニュー:美術館や歴史的建造物など、記憶に残る場所の活用

ちなみに…みなさん、ユニークベニューって、どんなところから探せるか、ご存じですか?

私は下記のようなサイトや、観光協会HPなどを見ながら、ユニークベニュ―を探してお客様に提案しています

 

日本政府観光局 https://mice.jnto.go.jp/organizer-support/search/unique-venue.html



2. 企業メッセージを伝える工夫


記念映像の制作:会社の歴史や成長を振り返る映像(社員インタビュー含む)

 

弊社も、よくイベントの映像制作を任せていただいております

実績:https://comet-event.co.jp/achievements/detail/757351/


社長スピーチの演出:プロの原稿添削やプレゼンコーチの活用

 

最近人気なのは、「スティーブジョブズ風」

ワイヤレスのヘッドセットをつけて、ステージ内を自由に歩き回りながら躍動的なプレゼンをされる企業様、増えてます。


企業理念をテーマにした装飾:会場デザインに企業カラーやロゴを効果的に使用

 

 


3. 参加型コンテンツ


表彰式の充実:長年の功績や特別な貢献に対する表彰(家族も招待)
フォトブースの設置:SNS投稿用の専用スペースで自然な宣伝効果も
チームビルディングゲーム:部署間交流を促進する短時間のアクティビティ
IT企業の事例では、創業10周年に150名を招いたパーティーを中規模ホテルで実施。オリジナル映像制作、名物シェフによるライブキッチン、社員表彰と記念品贈呈で総額250万円(一人約16,700円)。「投資に見合う社員の一体感醸成と取引先からの信頼獲得につながった」と評価されています。

 

 

大規模予算(300万円〜)での本格的な周年パーティー


大規模予算では、より本格的な演出や著名人の招聘も可能になります。ただし、「豪華さ」より「意味のある体験」を重視しましょう。

 

1. 会場とおもてなし


一流ホテルの大宴会場:ブランド価値も含めた選定
テーマ性のある会場装飾:企業の歴史や未来をビジュアル化する空間演出
高級感のあるコース料理:取引先の接待も兼ねた本格的なおもてなし

特にお料理は、イベントの満足感にも大きくかかわってくるポイントなので、ぜひ予算があれば料理の充実化も図っていきましょう


2. プロフェッショナルなエンターテインメント


著名人の招聘:業界の専門家やモチベーショナルスピーカー

「著名人って一体いくらくらいで呼べるの?」とよく聞かれますが、本当にピンからキリまでです。

ただ、おおよそ最小50万~の予算確保は必須です。


プロのMC起用:テレビ司会者やタレントによる進行
生演奏やパフォーマンス:クラシック演奏や和太鼓など印象的な催し

 


3. テクノロジーを活用した演出


ARやプロジェクションマッピング:会場を変化させる最新技術の活用
記念アプリの開発:パーティー専用アプリで思い出共有や交流促進

 


4. 記念品と後日展開


オリジナル記念品:実用性と象徴性を兼ね備えたデザイン品
CSR活動との連携:参加者一人につき寄付や植樹などの社会貢献
アフターパーティーの開催:より親密な交流のための二次会企画
大手メーカーの50周年パーティーでは、国際的なホテルで400名を招待し、有名シェフによる特別メニュー、オーケストラ演奏、会社の歴史を表現したプロジェクションマッピングショー、全員に高級記念品を配布して総額1,200万円(一人30,000円)のパーティーを開催。「社員の誇りと帰属意識が大幅に向上し、採用活動でも好影響があった」と報告されています。

 

 

予算別の周年パーティー企画比較表とROI分析グラフ

 

予算を問わず費用対効果を最大化するための5つのポイント


どの予算レベルでも、以下の点に注意することで費用対効果を最大化できます。

 

1. 明確な目的設定


「何のために周年パーティーを行うのか」を明確にしましょう。例えば

・社員のモチベーション向上
・企業文化の強化と継承
・取引先との関係強化
・ブランディングと広報効果
目的が明確になれば、そこに予算を集中投下できます。

 

2. シーズン・曜日・時間帯の工夫


オフシーズン選択:繁忙期を避け、閑散期に交渉(最大30%の節約も)
平日開催:特に火・水曜日は会場費が安い傾向
時間帯の工夫:ランチタイム利用や、18:00-21:00の短時間設定で経費削減

 


3. 早期の計画と予約


周年パーティーは最低でも6ヶ月前、できれば1年前から準備を始めるのが理想的です。早期予約による割引や、じっくりと複数業者を比較検討できるメリットがあります。

ある中堅企業の事例では、「前年契約で会場費が25%オフになり、浮いた予算で参加者への記念品を充実させることができた」とのこと。

 

逆に、スケジュール調整がうまくいかず、当初使いたいと思っていた会場が使えず満足度が下がった…なんてこともあります。

なかなか普段の業務が忙しい中で準備を進めていくのは大変だと思いますが、せめて、会場だけでも先に決めておくが吉でしょう。

 

 

4. マルチパーパス戦略


周年パーティーを複数の目的に活用しましょう

広報素材の収集:当日の写真・映像を広報や採用活動に活用
 

インナーブランディング:企業理念や歴史の再確認の機会に

イベント当日だけではなく、イベント前後を通じたインナーブランディングが効果的です。


新製品や新サービスのプレ発表:お祝いの場で好意的な第一印象を獲得
従業員表彰との統合:年間表彰式と合わせて実施


5. ROI(投資対効果)測定の実施


パーティー後に効果測定を行うことで、次回へのフィードバックになります

 

社員アンケート:満足度や帰属意識の変化を数値化


SNS分析:関連投稿数や反応の測定

SNSでも「ハッシュタグ」指定などをしておくと、効果測定しやすいでしょう
 

取引先からのフィードバック収集:関係性強化の度合いを確認
外部参加者からも参加後のアンケートを集計しておくことは大切です。

 

人事指標との相関分析:離職率や応募数の変化との関連性


成功事例に学ぶ:予算別ベストプラクティス


【小規模予算の成功例】地方の製造業A社(従業員80名、予算90万円)


社員食堂をDIYで装飾し、家族も招待したバーベキューパーティーを開催。社長自ら肉を焼き、創業からの写真展示と功労者表彰を実施。「アットホームな雰囲気が社員間の壁を取り払い、家族も会社を身近に感じる機会になった」と好評。

 

【中規模予算の成功例】IT企業B社(従業員120名、予算200万円)


クリエイティブスペースを貸し切り、「過去から未来へ」をテーマにした参加型展示と、社員によるプレゼンテーション大会を開催。社史をデジタルアート化し、未来のビジョンを全員でディスカッション。「単なる祝賀会ではなく、次の10年に向けた決起集会になった」と経営陣も満足。

 

【大規模予算の成功例】商社C社(従業員300名+取引先200名、予算800万円)


創業100周年を記念し、歴史ある文化施設で国際的なゲストも招いたガラディナーを開催。各国の取引先代表がスピーチ、社史を題材にしたオリジナル演劇上演、長年の取引先への感謝状贈呈を実施。「国際企業としてのブランド価値向上に大きく貢献した」と評価された。

 

まとめ:成功する周年パーティーのために


周年パーティーの成功は、「予算の多寡」ではなく「目的に合った使い方」にあります。予算規模に関わらず、以下のポイントを押さえましょう

 

目的を明確に:なぜこのパーティーを開くのか、何を達成したいのか
参加者視点で考える:豪華さより「心に残る体験」を優先
企業の個性を反映:自社の文化や価値観を表現するコンテンツに投資
複数の効果を狙う:単なるお祝いではなく、マルチパーパスなイベントに
効果測定を忘れない:次回に活かせるデータ収集を計画的に


最後に、ある経営者の言葉を紹介します。「周年パーティーは経費ではなく投資です。社員と取引先の心に残る体験を創出し、次の節目までの活力にすることが、本当の費用対効果です」

予算に応じた適切な企画と戦略的な実行で、費用対効果の高い周年パーティーを実現しましょう。みなさんの周年パーティーが、会社の新たな一歩を力強く後押しする素晴らしいイベントになることを願っています!

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